タイはこの十年で飛躍的に変貌した。

生活水準も良くなっていると強く感じる。
買い物も商店街から大型スーパーへ消費者の流れが変わっている。
ここ数年で、タイ国内に英系と仏系のスーパーがシノギを削っている。

いずれも、広々とした敷地に多くのレストランや店舗も入っていて賑やかだ。

売り場も通路を広めに設計されて一見、買い物がし易く見える。
商品の種類も素晴らしい。
最近の日本食ブームで、現地の食品会社が作る日本食の冷凍食品まである。

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もうフ○スーパー何か行かなくたって、大概の物は買えるようになった。
駐車できなくて、ぐるぐる回る時間なんて不要だ。

しかぁ~し、俺は大型スーパーなんて嫌いなのだ。我慢できずに行くのを止めた。
もういかないぞぉ~。

店内は涼しいし、より多くの商品があるという事で、この国のオバさん連中は買い物ソッチノケで商品見物をしながら時間を掛けて買い物をするのだ。
ここまでは、日本のオバちゃんも同じ。

だが、大きく違うのは、このオバちゃん達、ショッピングカートを通路の中央に置いて見物するのだ。
通路は、あんたの物じゃないのだ!
いくら通路が広いとはいえ、真中に置かれたら他の人は通れないだろうがぁよぉ!
俺は、買い物を終えるまで、何度通路で『スイマセェ~ん。スイマセェ~ん。』って言わなければならないのだ?
俺はミスタースイマセェ~んではないのだ!

どうして周囲の状況が掴めないのだろうか?
俺には全く理解ができない。

イラつきをおさえつつ、レジに到達する。

俺の場合は、種類を多く買う事は少ない。
更に気がきいた事に、レジには10品以下の買い物のお客用専用レジが有る。
俺は、そこを多用する。
通常のレジには山と積まれた買い物の勘定を待つ人が並んでいるが、この列に並んでいる客は籠に数点入れてる程度だ。

動きは明らかにこの専用レジが良いのだ。
しかぁ~し。ある日、明らかに10品どころではない商品をショッピングカートに買い物を入れたオバちゃんが列に並んだ。
籠ではない。ショッピングカート満杯に商品を入れている。

多少ならともかく、明らかなチョーズルッコ

このような場合は、タイ人は何も注意しようとしない。
見て見ぬ振りを貫き通す。

そして、そのオバちゃんのカートはレジに到達した。

だが、ここで俺は、タイ人にはスコブル珍しい”勇気の声”をレジ係から、聞いたぁ!

『すみません。この列は10品以下専用のレジですので、あちらへ御回り下さい。』

素晴らしい!感激だぁ!やっぱりタイ人も判ってくれてるんだなぁ。。。泣けるぜぇ。。。

するとオバちゃんは言ったぁ。。。。。

『5人で買い物に来てるからぁ~』

意味ワカンネェ~ョォ~。

何も無かったようにレジは、ピっ!ピっ!って音をならしていったぁ。。。あぁ。。。。

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