先日、ローカル企業の受験戦争を記事にして読んで頂いた方も居るだろうと思う。

結果。。。受験失敗。

まぁ。第一回目のアタックだったが、ローカル企業として日本企業がいかに厳正なチェックを行うか、肝に銘じただろうと思う。

ん？ゼンゼン銘じてないかもなぁ！

実は、書類審査で落ちたのではない。
そこまで辿り着けなかった。

簡単に言えば、会社一丸となって、この案件に取り組むという意識が無かった。
いや。。。これからも不可能だろう。

必要な書類は工場に有る。
我々の事務所からは、百数十キロ離れている。

大商社様のローカルスタッフは、我々の事務所に来ては、我々のスタッフと喧々諤々と作業していた。

しかし、書類は中々揃わない。

俺は、その様子をジックリと見ていた。。。

殆どの書類はタイ語だったぁ。

そんなの出しても無駄。
いやいや英語に翻訳しよう。
時間が無いじゃないか。

そしてタイムオーバー。

大企業様から断りの連絡を受けた。。。

俺が感じた事。

まず、受ける案件内容から、何故このような資料まで用意しなければならないかを疑問視しながらタイ人は作業していた。
従って依頼する工場側へは伝えても動いてくれない。

動いても鈍い。

確かに要求して来る資料は膨大。

ローカル企業は付いて行けなかった。

俺も、これだけの資料を何故大企業様は要求して来るのだという問いかけに、タイ人を納得させる回答は出来なかった。

幸いに大商社様は理解して頂いた。
大企業様の執拗な要求に対してクッションとなってくれた。

結果を聞いた時には、お互い一気に脱力感でイッパイ。

実は、その大企業様は以前に働いていた会社でも、お客様だった。
事業所は違うけど。。。

やはり厳しい事を言われて苦しんだ経験を持っている。

俺は少しタイ人化したからかも知れないが、正直言って”まだ、こんな企業とは付き合いたくない！”と感じている。
悪い企業という意味じゃない。

レベルが高すぎる。

確かに重要な案件かも知れないが、契約が成立しなくて良かったかも知れない。

頑張って合格しても落第した時の損害の方が大きい。

少し基盤強化をして再チャレンジだなぁ！

我々のローカル企業は、届かなかったがそれでもチビチビ成長している。

大企業様と言ってもなんか世知辛くない？
厳格で、それが品質にも貢献するのだろうからショウガナイかぁ～。

日本の大企業様は素晴らしいな。
凄い。
半端じゃない。

そう思うけど。。。

俺は、俺で今日もサバーイサバーイで仕事しよう！

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