俺もタイでは、十数回の誕生日を経験した。

やはりタイ人は、記念日には敏感で、誕生日を祝ってくれる。

その祝いの日の記憶力というものは、素晴らしいなと感じる事がある。

そんな事に疎い俺は、タイ人と結婚したならば、その度にパチパチ殴られると思う。

しかし、俺はこの年になって誕生日と言う日はもうメデタイ日では無いので、出来るだけ過ぎ去るのを願う。

昔、俺が赴任時代の頃、部下は全員女性だった。

優秀な大学を卒業し、清楚な彼女らは、一生懸命働いてくれた。

英語もタイ語も下手糞な俺には、既に青春時代を過ぎた歳になった通訳が秘書のように仕事を支えてくれた。

或る日、誕生日を迎えた俺は、誰にも告げずに普段のように仕事をしていた。

昼前になると、部下連中はゴソゴソとし始めた。

通訳の女性が日本語で、”誕生日おめでとうございます”と言ってプレゼントをくれた。

部下一同からの心からのプレゼントだった。

有難うという感謝の気持ちを込めて、昼飯に誘った。

近くのデパートの日本食を皆で食べた。

誕生日は、俺が奢らなくてはならない。
タイでは。。。

本当に感謝の気持ちで一杯だった。

その日は、同僚に誘われて遅くまで飲んだ。

翌日に会社へ行った時には、チョット二日酔いだったが、それは慣れていた。

その時は、まだ誕生日プレゼントが何であるが知らなかった。
昨日は、遅くまで飲み、包装をまだ開いてはいなかった。

俺の顔を見てはニコニコする部下の女性達が不思議に見えた。

その日は、早めに帰って、プレゼントの包装をを開いた。

すると。。。

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<写真はイメージ>

すると、それはネクタイだった。

しかも、俺が好むセンスとは遠くかけ離れた物だった。

折角のプレゼントだから、使わなければ彼女らは悲しむだろうと思って、週に一度程度は使った。
タイの文化に着いて行かなければならないと思った瞬間だったかもしれない。

でも、正直言って俺の趣味とは遠く離れていた。

それが赴任当時の俺の想い出。

決して高給取りでは無い部下達が、お金を出し合ってプレゼントしてくれた自身の趣味とかけ離れたネクタイ。

一生懸命に使って、今でも俺のタンスの片隅に存在する。

タイと日本は文化も違えば趣味嗜好も違う。

プレゼントの中身を見た時には、複雑な気持ちだったけど、その時は一生懸命使う事によって感謝の気持ちを現わしたつもりだったが、正直言ってネクタイの締め心地は良くなかったなぁ~

いや~
昨日に、クリーニング屋に出してたワイシャツを取りに行ってタンスに仕舞おうと思ったら、綻んだシャツを見つけた。

この際だからと思って、不要になった靴下や下着やナンチャラを整理してたら、そのネクタイが出て来た。。。

十年振りの再会。

捨てはしないけど。。。

また、タンスの片隅に仕舞ったぁっ!

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