”しゅんよ!人間はねぇ!他人から怒られなくなったらお終いだぁ~”
”そしてなぁ~怒られて凹んでいたり文句言うのは人間じゃねぇ~糞ったれだぁ!”
と!言ったのは、中学時代のバスケットボール部の監督。
それまでは、我がバスケットボール部は、万年一回戦敗退の弱小チーム。
練習に行っても行かなくても先輩にも怒られないような適当チーム。
俺が2年生になった時に、地方の中学から転勤でやって来た。
そして、パスケットボールの監督に就任。
初めての顔合わせの時に。。。
”俺が来たからには、徹底的に叩き直す!”
”まず、今年は、数ヵ月後の市の大会で一回戦を勝ち抜く!”
”そして来年の大会では市で優勝し、県大会へ行く!”
え?
俺達2年生が来年優勝??
出来っこねぇ~
話すまでも無いが。。。
そこからは、本当に鍛えられた。
部活が無かった日は元旦だけだった。
怒られない日などは全くなかった。
ミスをすると怒鳴られた。
謙虚に、俺達は下手糞なんだという所からのスタートだった。
練習でゲロを何度も吐いた。
凹んでいる暇や文句を言っている暇などなかった。
事実、俺達は他チームよりは上達していないのだから。
新人戦の時に、今は亡き婆ちゃんが試合を観戦に来てくれた。
試合中、監督はベンチにも座らずに怒鳴りまくり。
家に帰って婆ちゃんが言った。。。
”観衆の殆どが試合じゃ無くて、監督を観て笑ってた”
”お前達は、その監督が黙るように頑張らなければ駄目だって事だな”
そして、翌年俺が3年の市の大会で、それまでの1年間に全て練習試合で負けていた高清水中学校と準決勝で対戦した。
高清水中学校は新人戦の優勝校だった。
監督は、その優勝校との練習試合をそれまでに頻繁に行なわしてくれた。
弱いチームとの戦い。。。
陰で、さぞかし監督は頭を下げたんだろうと思う。
しかし、全く歯が立たない俺達が居た。
今から考えると監督は意識的に俺達を屈辱のどん底に落してくれたのだ。
俺達の女子部には可愛い子が一人も居ないのに、高清水中学には可愛い子が何人も居た。
男子部は、当時流行っていた長髪が許されていてキャーキャー言われていたが、俺達は短髪だった。
芋中学生だったのだ。。。
それも悔しい一因だったが、自分達が成長したか試される大事な準決勝の試合となった。
その大会は、当然俺達はノーシード。
一回戦を勝ち抜き、二回戦も撃破。
三回戦では新人戦で敗れた西中学校をダブルスコアーで下した。
そして迎えた宿敵高清水中学との準決勝。。。
前半が終了して10点差でリード。
試合中は無我夢中で点差など見る余裕が無かったので正直驚いた。
監督は新人戦の時と違って、黙ってベンチで座り試合を見ていた。
後半に入って暫くすると、点を入れても入れられても観衆が大騒ぎになっている事に気が付いた。
ふと、スコアーボードの点数を見ると何と4点差に縮められていた。
応援に来ていた同級生達は、今までボロ負けしていた相手である事を良く知っていた。
練習試合の時には、体育館に来てくれていたのだ。
それからは覚えていない。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に俺はスコアボードでは無く監督の姿を追ったっ!
監督は。。。ベンチで立ち上がって号泣していた。
そして、振り返ってスコアーボードを見ると4点差のまま、俺達は高清水中学に勝っていた。
監督にどん底に落とされて、その悔しさをバネに勝利した瞬間だった。
控えの選手もベンチの選手も、戦った俺達も、目頭が熱くなっていた。
人は成長するものだ。。。
そんな監督の言った冒頭の一言は今でも忘れられない。
ところで。。。
最近の記事に。。。
ワシントン監督の言葉「そういうときもあるから、絶対に謝るな」
と!ダルビッシュが言われたと。。。
恐らく俺は思う。。。
一瞬、文化の違いと思うが、それは違うと感じる。
俺を含めて、多くの日本人はダルビッシュが言っただろう”すみません”というニュアンスの”Sorry"
それは、理解できると思う。
しかしっ!
”申し訳ございませんでした”
と!ワシントン監督に理解されたら、怒るのも理解するのではないだろうか。。。
仮に準決勝で、高清水中学に負けて監督に俺達が謝罪したとしてもワシントン監督と同じ事を言ったと思う。
人間は、周囲から怒鳴られて悔しさをバネに困難を克服する。
それを成し遂げない経過の段階で何を言うのだと。。。
絶対に謝るな!
その言葉には文化の違いなど無い。
悔しい時が有ったからこそ、克服した時は楽しい。
タイ人は褒められて伸びると言うけれど。。。
ではっ!
最後にっ!
決勝ではっ!
秋大付属中学にっ!
破れましたっ!
あぁ。。。
人生なんてっ!
そんなもん!
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”そしてなぁ~怒られて凹んでいたり文句言うのは人間じゃねぇ~糞ったれだぁ!”
と!言ったのは、中学時代のバスケットボール部の監督。
それまでは、我がバスケットボール部は、万年一回戦敗退の弱小チーム。
練習に行っても行かなくても先輩にも怒られないような適当チーム。
俺が2年生になった時に、地方の中学から転勤でやって来た。
そして、パスケットボールの監督に就任。
初めての顔合わせの時に。。。
”俺が来たからには、徹底的に叩き直す!”
”まず、今年は、数ヵ月後の市の大会で一回戦を勝ち抜く!”
”そして来年の大会では市で優勝し、県大会へ行く!”
え?
俺達2年生が来年優勝??
出来っこねぇ~
話すまでも無いが。。。
そこからは、本当に鍛えられた。
部活が無かった日は元旦だけだった。
怒られない日などは全くなかった。
ミスをすると怒鳴られた。
謙虚に、俺達は下手糞なんだという所からのスタートだった。
練習でゲロを何度も吐いた。
凹んでいる暇や文句を言っている暇などなかった。
事実、俺達は他チームよりは上達していないのだから。
新人戦の時に、今は亡き婆ちゃんが試合を観戦に来てくれた。
試合中、監督はベンチにも座らずに怒鳴りまくり。
家に帰って婆ちゃんが言った。。。
”観衆の殆どが試合じゃ無くて、監督を観て笑ってた”
”お前達は、その監督が黙るように頑張らなければ駄目だって事だな”
そして、翌年俺が3年の市の大会で、それまでの1年間に全て練習試合で負けていた高清水中学校と準決勝で対戦した。
高清水中学校は新人戦の優勝校だった。
監督は、その優勝校との練習試合をそれまでに頻繁に行なわしてくれた。
弱いチームとの戦い。。。
陰で、さぞかし監督は頭を下げたんだろうと思う。
しかし、全く歯が立たない俺達が居た。
今から考えると監督は意識的に俺達を屈辱のどん底に落してくれたのだ。
俺達の女子部には可愛い子が一人も居ないのに、高清水中学には可愛い子が何人も居た。
男子部は、当時流行っていた長髪が許されていてキャーキャー言われていたが、俺達は短髪だった。
芋中学生だったのだ。。。
それも悔しい一因だったが、自分達が成長したか試される大事な準決勝の試合となった。
その大会は、当然俺達はノーシード。
一回戦を勝ち抜き、二回戦も撃破。
三回戦では新人戦で敗れた西中学校をダブルスコアーで下した。
そして迎えた宿敵高清水中学との準決勝。。。
前半が終了して10点差でリード。
試合中は無我夢中で点差など見る余裕が無かったので正直驚いた。
監督は新人戦の時と違って、黙ってベンチで座り試合を見ていた。
後半に入って暫くすると、点を入れても入れられても観衆が大騒ぎになっている事に気が付いた。
ふと、スコアーボードの点数を見ると何と4点差に縮められていた。
応援に来ていた同級生達は、今までボロ負けしていた相手である事を良く知っていた。
練習試合の時には、体育館に来てくれていたのだ。
それからは覚えていない。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に俺はスコアボードでは無く監督の姿を追ったっ!
監督は。。。ベンチで立ち上がって号泣していた。
そして、振り返ってスコアーボードを見ると4点差のまま、俺達は高清水中学に勝っていた。
監督にどん底に落とされて、その悔しさをバネに勝利した瞬間だった。
控えの選手もベンチの選手も、戦った俺達も、目頭が熱くなっていた。
人は成長するものだ。。。
そんな監督の言った冒頭の一言は今でも忘れられない。
ところで。。。
最近の記事に。。。
ワシントン監督の言葉「そういうときもあるから、絶対に謝るな」
と!ダルビッシュが言われたと。。。
恐らく俺は思う。。。
一瞬、文化の違いと思うが、それは違うと感じる。
俺を含めて、多くの日本人はダルビッシュが言っただろう”すみません”というニュアンスの”Sorry"
それは、理解できると思う。
しかしっ!
”申し訳ございませんでした”
と!ワシントン監督に理解されたら、怒るのも理解するのではないだろうか。。。
仮に準決勝で、高清水中学に負けて監督に俺達が謝罪したとしてもワシントン監督と同じ事を言ったと思う。
人間は、周囲から怒鳴られて悔しさをバネに困難を克服する。
それを成し遂げない経過の段階で何を言うのだと。。。
絶対に謝るな!
その言葉には文化の違いなど無い。
悔しい時が有ったからこそ、克服した時は楽しい。
タイ人は褒められて伸びると言うけれど。。。
ではっ!
最後にっ!
決勝ではっ!
秋大付属中学にっ!
破れましたっ!
あぁ。。。
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コメント
コメント一覧 (5)
まるで昔の青春ドラマ、そのままじゃないですか!時代もピッタリ?
準優勝?十分ですよ!優勝したら、シナリオも臭すぎです。
きっとその時の粘りと根性が今のしゅんさんの生き方の原点なんでしょう。素晴らしい恩師ですね。
ようこそ!
ファイト・ベスト・フェアーが信条の監督でしたが酒好きで息が臭かった。
練習で毎日遅くに家に帰り、残っているご飯全部食べてバタンキュー。
御蔭で成績下がりました。
決勝戦は、近辺で他の応援に行っていた同じ中学の連中が集まって大応援団。
その中で見事に負けました。
ようこそ!
私にだって青春時代は有ったんです!
この時代でも買い食いは焼鳥でした。
今と殆ど変りません。
話が上手???
またまたぁ~
そんな事言ったって3月は割り勘ですよ。
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