俺は、中学の頃から英語が苦手だった。。。
それには、幾つかの理由がある。
そのひとつには、英語を習う際の日本語が理解できなかった。
”三人称単数”とか”三人称複数”って何??
そんな日本語が有るの??
教室で授業を聞いていてもイライラ。
もうひとつの理由は先生が嫌いだった。
当時所属していたバスケットボール部の監督が英語教師だった。
練習には来ないし、来たと思ったら何も指導しないし。
文句だけは言うし。
結局、万年1回戦チーム。
ボロボロの負け試合。
2年生になった時には、熱血先生に変わったので良かったけれど、その先生の授業が嫌いだった。
だけど、根本に存在したのは、当時は海外に住むなどと、恐れ多く??考えもしないし、仮に要望があったとしても断ると決めていた事も有る。
父親のようにサラリーマンになり、家庭を持ち、家を買い子供を育てる生活をすると信じていたのだ。
英語の成績が悪くても良し!問題無し!
そう思っていた。
社会人になっても、その気持ちには変わりなく、会社の社内教育で行われていた英語教室への参加も断っていた。
英語で会話しなければならない生活が待っているなど考える余地など無いのである。
しかし、結局30歳の時に、英国の出張が決まってしまった。
最初は3ヶ月の出張。
俺は、出来るだけ英国人と接触をするのを避けて仕事をした。
そんな或る日に、当時、同じ年位の女性に、こんな事を言われた。。。
”マティー、口を開きなさい。何でも良いのよ。それが無いと何も始まらないから”
俺の目を見て、ゆっくりと判り易く話してくれた。
それを機に、少しづつ氷のような心が溶けて行った。
エピソードして心に残るのは、或る日に英国人と日本の英語教育について話をした事があった。。。
”日本で最初に習う英語は何ですか”
そう聞かれ!
”Is this a pen? と This is a pen.”
これが最初だ。
そう言うと。。。
”俺だけでは無いと思うが、英国人も米国人も一生涯使わない会話だな”
大笑いだった。
そして数年後には、タイ生活が始まった。
やはり今まで過ごす中では日本で過ごしていた時よりは英語に出くわす事が多い。
特に資料は英語が多い。
もう、ここまで来ると慣れである。
英語は下手であるが、恐れは随分と無くなった。
でも、恐れは絶対に無くならないであろうと感じている。
そんな先日に。。。
いつもの居酒屋へと向かった。
その日の日中はゴルフをしたので、疲れていた。
しかし、一週間の〆は大切なのだ。
いつものカウンター席で座ったのだが、主人が不在。
どうやらマイサバーイだと。
徐々にお客さんも入り、ひよこ隊は忙しい。
俺は、テレビ観戦してビールをゴクリ!
そこに。。。
何と西洋人の男性が1人で店に入って来た!
”いらっしゃいませぇ~”
ひよこ隊の声が飛ぶ!!
運悪く???俺の横のカウンター席しか空いていないのだ。
こんな時と言うのは。。。
往々にして何故か俺にとばっちりが来てしまう。
英語が嫌いな俺に何故か英国出張の話が来るし。。。
普段、ローカル企業に勤務するが故に、日本を味わう為に週末に行く居酒屋で西洋人と隣同士になる破目に至るし。。。
俺は、そういった星のもとに生まれてしまったのだろうかと何度思った事か。
自然に俺の心は氷に覆われた。
何で此処に来るか!
喋るもんかぁ~
俺は、店の中は日本と言ったこの場所に、西洋人が入って来たのを初めて見た。
それでも、無視をしてテレビと、時々やって来るひよこ隊とワイワイしていた。
時々”相手にしてやれよ!”とひよこ隊に目で合図もしかめっ面。
皆が、俺より心が氷になっている。
暫くして、その時はやって来た。。。
西洋人が英語で”頼んだ料理がまだ出てこない”とひよこ隊に言ったのだ!
ひよこ隊は目がギョロリ!
英語が理解できず!!
キョトン!!
シーーーーン!
チェッ!
仕方が無いので俺が通訳した。
簡単な英語だったので。。。
すると!
西洋人の目がギョロリ!
”あなたは、英語が話せるか?”
と!言うので。。。
え??
指を使ってチョットだけと告げた。
そこから小一時間だっただろうか。。。
つたない英語で会話。
タイの話、デンマークの話、日本の話。。。
最後の帰り際で写真をパシャリ!
彼はデンマークから仕事で来たと。
明日から4日間はチェンマイへ行くと。
随分昔に日本へも行った事が有って、懐かしさで居酒屋に来たと言う。
彼が帰った後は。。。
”しゅんさん!英語上手!!”
と!ひよこ隊絶賛。
有難う。でも!
それは違うのだ。
俺は、中学校の時に嫌いな先生に通信簿に”2”を付けられた経験も有る英語嫌いの人間である。
しかし!
”口を開かなければ何も始まらない”
そう言われてから少し変わっただけであるのだ。
恐らく今。。。
テストを受けたって通信簿は”2”なのだ!
昔に欽ちゃんが言っていた。。。
”なんでそうなるの?”
そんな日でありました。
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それには、幾つかの理由がある。
そのひとつには、英語を習う際の日本語が理解できなかった。
”三人称単数”とか”三人称複数”って何??
そんな日本語が有るの??
教室で授業を聞いていてもイライラ。
もうひとつの理由は先生が嫌いだった。
当時所属していたバスケットボール部の監督が英語教師だった。
練習には来ないし、来たと思ったら何も指導しないし。
文句だけは言うし。
結局、万年1回戦チーム。
ボロボロの負け試合。
2年生になった時には、熱血先生に変わったので良かったけれど、その先生の授業が嫌いだった。
だけど、根本に存在したのは、当時は海外に住むなどと、恐れ多く??考えもしないし、仮に要望があったとしても断ると決めていた事も有る。
父親のようにサラリーマンになり、家庭を持ち、家を買い子供を育てる生活をすると信じていたのだ。
英語の成績が悪くても良し!問題無し!
そう思っていた。
社会人になっても、その気持ちには変わりなく、会社の社内教育で行われていた英語教室への参加も断っていた。
英語で会話しなければならない生活が待っているなど考える余地など無いのである。
しかし、結局30歳の時に、英国の出張が決まってしまった。
最初は3ヶ月の出張。
俺は、出来るだけ英国人と接触をするのを避けて仕事をした。
そんな或る日に、当時、同じ年位の女性に、こんな事を言われた。。。
”マティー、口を開きなさい。何でも良いのよ。それが無いと何も始まらないから”
俺の目を見て、ゆっくりと判り易く話してくれた。
それを機に、少しづつ氷のような心が溶けて行った。
エピソードして心に残るのは、或る日に英国人と日本の英語教育について話をした事があった。。。
”日本で最初に習う英語は何ですか”
そう聞かれ!
”Is this a pen? と This is a pen.”
これが最初だ。
そう言うと。。。
”俺だけでは無いと思うが、英国人も米国人も一生涯使わない会話だな”
大笑いだった。
そして数年後には、タイ生活が始まった。
やはり今まで過ごす中では日本で過ごしていた時よりは英語に出くわす事が多い。
特に資料は英語が多い。
もう、ここまで来ると慣れである。
英語は下手であるが、恐れは随分と無くなった。
でも、恐れは絶対に無くならないであろうと感じている。
そんな先日に。。。
いつもの居酒屋へと向かった。
その日の日中はゴルフをしたので、疲れていた。
しかし、一週間の〆は大切なのだ。
いつものカウンター席で座ったのだが、主人が不在。
どうやらマイサバーイだと。
徐々にお客さんも入り、ひよこ隊は忙しい。
俺は、テレビ観戦してビールをゴクリ!
そこに。。。
何と西洋人の男性が1人で店に入って来た!
”いらっしゃいませぇ~”
ひよこ隊の声が飛ぶ!!
運悪く???俺の横のカウンター席しか空いていないのだ。
こんな時と言うのは。。。
往々にして何故か俺にとばっちりが来てしまう。
英語が嫌いな俺に何故か英国出張の話が来るし。。。
普段、ローカル企業に勤務するが故に、日本を味わう為に週末に行く居酒屋で西洋人と隣同士になる破目に至るし。。。
俺は、そういった星のもとに生まれてしまったのだろうかと何度思った事か。
自然に俺の心は氷に覆われた。
何で此処に来るか!
喋るもんかぁ~
俺は、店の中は日本と言ったこの場所に、西洋人が入って来たのを初めて見た。
それでも、無視をしてテレビと、時々やって来るひよこ隊とワイワイしていた。
時々”相手にしてやれよ!”とひよこ隊に目で合図もしかめっ面。
皆が、俺より心が氷になっている。
暫くして、その時はやって来た。。。
西洋人が英語で”頼んだ料理がまだ出てこない”とひよこ隊に言ったのだ!
ひよこ隊は目がギョロリ!
英語が理解できず!!
キョトン!!
シーーーーン!
チェッ!
仕方が無いので俺が通訳した。
簡単な英語だったので。。。
すると!
西洋人の目がギョロリ!
”あなたは、英語が話せるか?”
と!言うので。。。
え??
指を使ってチョットだけと告げた。
そこから小一時間だっただろうか。。。
つたない英語で会話。
タイの話、デンマークの話、日本の話。。。
最後の帰り際で写真をパシャリ!
彼はデンマークから仕事で来たと。
明日から4日間はチェンマイへ行くと。
随分昔に日本へも行った事が有って、懐かしさで居酒屋に来たと言う。
彼が帰った後は。。。
”しゅんさん!英語上手!!”
と!ひよこ隊絶賛。
有難う。でも!
それは違うのだ。
俺は、中学校の時に嫌いな先生に通信簿に”2”を付けられた経験も有る英語嫌いの人間である。
しかし!
”口を開かなければ何も始まらない”
そう言われてから少し変わっただけであるのだ。
恐らく今。。。
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コメント
コメント一覧 (16)
昔、行きつけの新橋のおばちゃん一人でやってた居酒屋。
ある時、飲んでいたら、観光客なのか外人(白人)人が入ってきました。
複数グループ飲んでたが、そのうちの1グループが俺たち引き上げるから
残ったグループで面倒見てあげてねと、逃げてしまいました。
結局、残ったグループ、片言英語で料理と食べ方を教えるはめに
なってました。
タイ語教本は持ってきてますが開いたことありません。
奥さん、タイ語教えると、悪口いえなくなるので教えないと云い、
息子に学校の勉強しなさいと云うと、タイ語教本を持ち出して来て
お父さんも勉強しなさいと云われてます。
でも私が20代になる頃には何とか海外旅行できる日本になり海外貧乏旅行を始め、、英語に苦労、、でも旅行を楽しむためにそれなりの努力はしたけど基礎のない英語、大変でした。それでも家内に求婚した時には意思疎通が出来るだけ話せていましたが今でこそ家内は日本語話せますが日本人の彼女いたことのない私が国際結婚、海外に永住、いや~、、、先生が嫌いでも勉強していたらもっと楽な海外生活始められたはずと苦笑ですよ。そして今は家内とこの年齢になってからタイ語勉強していますが年齢故全然上達せずに来年こそは少しは話せるようになりたいと思いながら数年過ぎてしまいましたが勉強は根気強く続けています。来年も5月頃から4カ月ほどタイの田舎に滞在する予定です、タイ人には英語学びたい人多いので家内は交換レッスンに関心あるようですが時差が4時間あると難しいので家では練習のために猫にタイ語で話しかけたりしながらおかしなタイ語勉強続けています。やはり タイは独特の魅力ありますね。体力と経済的に可能な間は定期的にタイを訪問していくつもりです。ですから今後も しゅんさんのブログを楽しみの愛読します。どうぞ今後もいろいろな体験や情報流してくださいね。 夏の近づくシドニーから 下川
生きていく上で全てに通じる言葉です。
素晴らしい!
コメント有難うございます。
ご家族があるって良いですね。
羨ましいです。
私は1人なので、何に立ち向かうも自身だけです。
神経が擦り減ってしまいますが、楽しみに替えなければ生きて行けません。
言葉も生きて行く為の道具です。
道具が必要無い生活を夢見ています。
コメント有難うございます。
覚えております。
あれから1年経ったのですね。
早いですね。
タイ語習うのは大変ですが、頑張って下さい。
バンコクは、数日間雨が降っていません。
乾期に入ったと思われます。
異国の地で、お互い頑張りましょう。
コメント有難うございます。
この日は、ゴルフをして部屋に戻って、直ぐに出て、居酒屋行きました。
多少日焼けもし、体も疲れ、美味しいビールを飲んでました。
『今日は早めに帰ろう』そう思った矢先に。。。
でも、西洋人に誰も話しかけないっておかしいですよね。
お・も・て・な・し!
してしまいました。
わたしも、カラシンさんと同じく、英語もタイ語も、チョビチョビです。
でも、タイで暮らしていく上では、マイペンライ。平気です。
言葉というものは、以心伝心。相手に伝える意思さえあれば、
何でも通じるモノです。
私、タイ人と話す時は、私の知ってるタイ単語を、只、並べるだけ。
それで、こと足ります。(英語も同じです。)
私も、しゅんさんと同じく、中学校以降での英語(数学も)授業が、大嫌いでした。
特に、高校からの英語、数学の授業は、もう受験英語・数学そのもので
実際の生活には、全く役に立たないのです。
日本人の大半が、英語を(話すのを)苦手としてるのは、そもそも、その受験英語が原因じゃないでしょうか?
コレ、英語をまともにしゃべれない私の偏見です。
たまごに一人でファランが来店なんてすごいですね。言葉が通じようが通じまいが本能に従うのでしょうか。日本人が躊躇しそうな場面でもお構いなしなところがいいですね。今度私もガンガン前向きにいこうと思います。
コメント有難うございます。
私は、同僚の台湾人と英語で話しますが、自分は本当に英語が下手だなぁ~と思いながらの会話です。
でも、それほど困る事はありません。
デンマーク人のボルトさんも言っていました。
欧州で暮らすには、或る程度は英語が話せないと暮らして行けないと。
日本との環境の違いもあるだろうと。
日本は学問としての英語教育なんだと思います。
会話英語とは、違うんでしょうね。
コメント有難うございます。
こちらこそ!
このデンマーク人は、昨日も来たと言ってました。
店に入った途端に、異色の出来事に店中が緊張でした。
退店して、ホッとしました。
英語苦手なのにイギリス出張って驚きです。
私は中学まではどうにかできましたが高校入った途端ダメになりました。
大学入試も英語だけ偏差値55前後をウロウロしてました。英語さえできたらな、って思ったことしばし。
最近、英語を再度勉強してみようか考えています。時間が許せばチャレンジしてみたいです。
コメント有難うございます。
得意な訳が無いですよぉ~
元々は工業系の大学でシコシコとパソコンいじってたアホ学生です。
英語なんて勉強する訳がありません。
ただ、英語圏では無い国の人との英語会話は比較的優しいんです。
お互い、ボキャブラリー少ない同士ですので。
是非、習うのであれば、実践中心の会話英語をお勧めします。
聞き取りにくく、発音しにくい。
タイ語のほうが聞き取りやすいです。
でも、パタヤのバービアなんかで飲んでいるとたまに話しかけられることがあります。
酔っぱらいの英語が聞き取りにくく、聞き返したり、わからないみたいな顔をすると「何だコイツ、英語もできないのか」って顔をされます。
・・・日本人は英語がヘタなんだよ!!
コメントを有難うございます。
私が今日言いたかったのは、学問で習った英語と、実際の会話英語とはかけ離れているんじゃないの?
そう言った気持ちがあるのです。
私は、デンマーク人のボルトさんと、お互いに英語圏じゃない人間同士、楽しく会話できました。
その会話の内容を日本の英語教育の観点から採点すると”2”だと思うんです。
だけど重要なのは、話そうと思う気持ちがあると、相手も聞こうと思う気持ちが湧いてくれるんです。
お互いに下手な英語でも気持ちが通じるんです。
コメントを有難うございます。
お久しぶりです。
NAOさんは相変わらず元気ですよ。
たまごで一緒に飲みました。
昔からの友人のように飲みました。ベロベロまで。
有難い事です。
タイに来たらまた飲みましょう。
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