俺が行く歯医者。。。

個人の開業医ではない。

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数名の医者が所属し、役割分担で治療にあたる方式だ。

タイの病院で良くある事であるが、医者個人で複数の病院に所属し、曜日や時間で在籍が区切られるのだ。

次回は、入れ歯作成となると、担当医は誰だから、何曜日の何時以降。
そんな予約となる。

よって、治療の段階で医者は変わるのだ。

医者は専門分野で別れるので、個々の事に関しては徹底的に治療をしてくれるが、全体的な事は判らないので、それは自身で医者に伝えなければならない。

抜歯を担当する医者は、それに相応する歯を調べ抜歯をする。
終わったらバイバイ。

横の繋がりは、チームプレーを得意とする日本とは違って、希薄なのだ。

ただし、一つの分野を任された医者は、時間を惜しまず治療をしてくれる。

俺が知る、日本の歯医者は、長い時間待たされて、やっと自分の番が来たかと思えば、チョロリと治療したかと思えば終了。
何度も何度も通い続ける。

お国柄によって長所短所があるのだ。

俺としては、タイ方式が楽である。
治療に通う毎の結果が判るのだ。

その結果を出す為には、1時間も治療に費やす事もある。
でも、結果が判る事は非常に嬉しい。

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今日の予約は19時。

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外は、もう暗い。

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いつものように血圧チェックから始まる。

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呼ばれたのは、19時少し過ぎ。

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前回に歯型を取ったので、今回は刺し歯が完成している筈なのだ。

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まずは、今日の治療の内容を聞く。

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作製した入れ歯の調整作業をすると言う。

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噛み具合、噛みあわせ、痛い個所は無いか?

結果的には1時間近くも掛けて、鑢で削ったり、噛むだけでは無く噛み砕くような事を指示されたり、じっくりと入れ歯の調整をしてくれた。

それが、終わった後は、入れ歯の手入れ方法や、歯の健康を保つ方法を教えてくれた。

入れ歯は、健康な歯にも負担を掛けるので、一層の歯の手入れが必要だと。。。

勉強になった。
全部タイ語だったので判らない単語は聞き直しながら、随分と時間を費やした。

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これで、入れ歯ではあるが、久々に奥歯ができた。

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待合室に戻って精算待ち。

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入れ歯代は、前回に既に支払い済み。

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よって!

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たったの70バーツ。

さて!

奥歯が出来た感想であるが。。。

ちょっと装着に違和感はあるものの!

今まで数週間に渡って前歯で噛んでの食事だった事から考えればーーーーっ!

感激の出来事でした。

奥歯の役割は大切ですね!!
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