俺が勤務する会社は原材料を販売している。

今日は、納入先の日系会社のサプライヤーズミーティングに参加する。

半年に一回にサプライヤーを集め、会社の実績と見通しを説明してくれる。

その見通しは供給元としては、生産に反映させるのだ。

必要に応じてコストダウンも求められる。

この会社と取引が始まったのは、非常に運が良かった。

購買担当の方が日本から赴任したばかり。

購入品の内容を全て詳細の洗い出しをし始めた所だった。

そんな時に俺が訪れた。

すると1Kg当たりで数バーツの価格差が現状サプライヤーとの間で有った。
この会社では、1ヶ月に60トンの使用量がある。

単純に1ヶ月で数十万バーツ。

2か月で車一台、1年でマンションが買えるじゃないかぁって笑った!

当然に、直ぐに採用とはならない。

いくらJISで決まっている素材とはいえテストが必要。
その前には、我々の会社へ来てオーディットも実施しなければならない。

最初の訪問から採用までは数カ月を要した。

しかし、その会社へ通うに従い、他にもコストダウンが必要な購入部品が多々あると判った。

この会社はタイに進出して約20年。

既成概念を取り払う必要があると言うので、現取引先以外を調査したいといった意向が有ったので、微力ながら俺も本来の仕事を超えて、応援する事とした。

例えば、あるプレス部品を別会社へ発注していたとする。
しかも、それと同じような部品を日本の工場でも生産してたとする。

調べたら、タイ側の価格が日本側とほぼ同じだった事が判ったらしい。

15工程を15台の機械で、15人の作業者で製造してたというのだ。
しかも、そこは日系企業。

幸いに俺の知り合いに、その業界に詳しい人が居て、幾つかの会社を紹介できた。

発注先を変更するという仕事は、調査から完了までは素人の俺でも計り知れない時間と労力を要する途方もない仕事だと想像できる。

初期投資もさることながら、結果を出さなければならない。

それを、上司にも説得しなければならない。

相当な苦悩だと思う!

しかし、逆に日系企業の方が安かった事案も有った。

やはり、他の案件でも相談を持ちかけられた時には、たまたま大手の商社さんを紹介した。

後日に、お客さんからは、現状よりダイブ安かったと連絡が有った。

いや~それにしても、購買担当者が扱う案件は幅が広い!
底が見えない仕事だとボケっとした俺でも理解が出来た。

俺も営業として色々なお客さんへ訪問して来たが、どうも日本人購買担当者って、気難しい人が多いように感じる。

営業に対して斜に構える人が多く、怖いイメージだなぁ!
特に俺のようなローカル企業に対しては。。。

苦労続きじゃなぁ~
ショウガナイなぁ!

でも、俺はそれで結構だぁ!

そうであればこそ、俺の仕事はし易い。

”ローカルも凄いよ”って言われるとむしろ仕事し辛いなぁ!

斜に構える人が俺と面等を向き合ってくれるようになったら、仕事は楽しくなる。

まぁ。。。

こっちに振り向かせるまでが大変だけどなぁ!

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