正直に、タイに赴任で来ている日本人は大変だろうな。。。と!感じる。

何故か理由を付けて視察に来る役員。
ホテルの手配やら訪問先の選択やらゴルフ場の選択。

アポ取り。

そして夜の接待。
ケツ拭きまで。。。

終いには”お前たちは羨ましい所へ住んでいるよなぁ”と言って帰国する。

帰ったと思ったら、また誰かが出張で来る。

そして、その繰り返し。

だから多少の息抜きがあって良いと思う。

と!なるとゴルフ。

そこでっ!今日は俺が出会ったセコさにビックリした企業を紹介する。。。
勿論日本企業。

その会社は半年か1年毎に大がかりなゴルフコンペをする。
会社の社員、取引先に声が掛る。

幹事は購買マネージャー。
実はそこがミソ!

本社は大都市ではない場所に有る中小の会社。

OEMを手掛け生産台数も多い。

俺は1度だけ、そのコンペに参加した。

参加するには賞品用となる物の提供を求められ、普段飲む酒よりは少し高級なウィスキーと会社のロゴ入りの販売促進用のゴルフボールなどを多めに持って行った。

ゴルフ場に到着すると社員以外は全て納入業者だった。
参加メンバー表の会社名で判った。

受付でチェックを済ませた後で賞品用の品物を渡した。
各社から多くの賞品が集まり、中には”ロイヤルサルート”もあり各社が気合を入れたコンペで有る事が判った。
俺はサントリーの”響”を渡していた。

自分の会社からは2名参加したが参加費用はもう一人が接待交際費を使って支払ってくれていた。

その時に俺は気が付いた。
一人の参加費用は何故かゴルフ場のグリンフィー+キャディーフィーの2倍を超えていた。

スタート時間になって大会挨拶に集まった面々を見ると半分は、主催会社の社員だった。
当然、タイ人スタッフも多く居た。

参加費用が”2倍以上”の理由が、そこで判った。。。

4名1グループ。
メンツは同業者1名と俺と主催会社の日本人1名とタイ人スタッフ1名。

タイ人。。。メチャ下手だった。
年に1回か2回しかプレーしないと言う。

と!言う事は。。。
たとえ接待費とはいえ。。。

俺は段々不快になっていった。

ゴルフも終わり、シャワーを浴びて乾杯へと進んだ。
その頃には楽しく親睦を深めた。

ダブルぺリア方式で、順位が決定、賞品の授与へと進行が続いた。

幹事の脇に有るテーブルには賞品が並べられていた。

ところが。。。

”響”が無い!
”ロイヤルサルート”も無い!

何これ?

一緒に回った同業者に聞くと同じ状況。

俺は一気に気分が沈んだ。
なるほど。
これが購買主催な訳だ。

はっきりと!
頂いた賞品の一部は社員に配ると言ってくれたらまだマシ。

これってゴルフコンペ?

社員のレクリエーションに納入業者が借り出されただけじゃないかぁ!

以前に、さりげなく接待に誘った際には、柔らかく断られた。

その時に”キッパリ”ではなく何故”柔らかく”なのかが解けた。

”羨ましい所で良いよなぁ”と言われ。。。
”だったら住んでみろ!”と思い。。。

タイでの赴任生活は辛いだろうけっどっ!

セコい事しないで頑張って欲しいと赴任者へはエールを送りたいっ!

最後に誓って言うが、こんな企業は”まれ”なケース。

存在する事が驚き。

現地採用でローカル企業に勤めっ!

漂々と暮らしてる今。。。

そんな事を想い出したっ!

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