”ご自身で車を運転されるのですか?”
そんな話を、日系の会社を訪問した時に言われる事が多い。

それも、目を丸丸として驚く。

”ハイ!タクシーの運転手より道知ってますよ!”

お決まりの返事をして笑う。

まぁ。。。
それだけ、タイの場合はエチケットの無いドライバーが多い。

そんな環境の中で、安全に運転するには、心構えも必要で憂鬱な場合も多い。
常に、我慢だ我慢だと自分に言い聞かせて運転するのだ。

相手が、どうであろうと、マナーは守る。ルールは守るのだ。
そう心掛ければ、それ程に危険には遭遇しない。

さて!
俺が引っ越ししてから変わった事に、渋滞個所が無くなり会社への行き帰りが楽になったといった事がある。

車の運転の負担が随分と減った。

ただし!
コンドーに到着寸前に1ヶ所だけ憂鬱な信号待ちがあるのだ。

バンナー方向から来て、ウドムスックの交差点を右折して、少し進んで左折してコンドーの敷地に入ると言うのが毎日である。

実は、もう一か所、コンドーの入り口があるのだが、そこへ入る為には交差点を直進し、Uターンしてから左折という方法もある。

本来であれば、その方が時間が掛らない。
しかし、Uターンが危険なのだ。

車の間からスピードを下げないで飛び込んでくるバイクが多いのだ。

それを、回避する為にも、時間が掛っても交差点を右折する事にしたのだ。
小さい事かも知れないが、こんな事も実行しないと、リスクは減らないのである。

しかし!
この交差点に並ぶ右折車の列は凄いのだ。
右折の矢印の青信号の時間も短い。

そんな或る日の事。。。
俺の目の前で信号は赤になった。

すると。。。

20140225_01.jpg

右折の列に並ばないで2台が、こんな場所に入って来た。
ズルッ子である。

20140225_02.jpg

右折は赤のままで、直進が青に変わった。

20140225_03.jpg

BTSの駅には、バス停もあり、外側車線はバスが多い。

ズルッ子2台の内、後から入って来た黒のピックアップトラックの荷台が僅かに中央車線にはみ出しているので、それを避ける為に、渋滞が発生する。

20140225_04.jpg

特に、車の間を走り抜けるバイクが危険になる。

20140225_05.jpg 20140225_06.jpg

どうしても、中央車線を走っている車は、荷台を避ける為に、外側車線にはみ出し、外側車線の車はブレーキを掛ける。

最終的には、右折の信号が青になって右折するのだが!
直進の信号も青であるが故、右折ラインに並んでいる後方の車が一斉に、中央車線に流れて来て、それが外側から右折してきて、交差点内はグチャグチャ。

真面目に右折ラインに並んでいる車は、右折出来ないまま赤信号となるのだ。

本当に、そんな時は。。。

ギャフン!

しかし!
それでもめげずに右折ラインに並んで、青信号を待つ。

待つ、待つ、待つ。

それが大事なのです。

偉いっ!
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